キリスト教式の結婚式

式のスタイルには、カトリックとプロテスタントがある

結婚式のスタイルで一番人気があるのがキリスト教式です。実は、同じキリスト教式でもカトリックとプロテスタントではスタイルが異なるのをご存知でしょうか。カトリックは結婚する二人のうち少なくても一人がカトリック信徒である必要があります。一方、プロテスタントでは信者ではなくても式を挙げられるところがほとんどです。 バージンロードの色にも秘密があります。カトリックに多いのが赤や緑、プロテスタントに多いのが白です。では、式の進行をするのは牧師さんでしょうか、それとも神父さんでしょうか。答えは、カトリックでは神父、プロテスタントは牧師が式の進行を行います。日本の結婚式場ではプロテスタントのスタイルが多く見られます。結婚式場の見学に行く際はバージンロードの色に注目してみるのも新鮮ですよ。

式の後にはライスシャワーなどの演出も

キリスト教式は、扉が開くと新婦が父親と入場し、新郎にバトンタッチするところから始まります。その後、誓いの言葉や、指輪の交換があり、結婚証明書にサインします。結婚式終了後、退場の際に演出が行われることがあります。穂が実るお米をなげる「ライスシャワー」の演出には「子孫繁栄」と「食べ物に困らないように」という願いが込められています。定番のブーケトスでは、ブーケを受け取った女性が次の花嫁になれると言われていますね。フラワーシャワーには、花の香りで場を清めるという意味合いがあります。 それぞれの演出では込められる意味が異なり、どれを採用するかを迷ってしまいそうですね。ただし、注意点もあります。結婚式場によっては、持ち込みグッズでの演出を禁止しているケースがあるため、事前の確認が必要です。持ち込みが不可であっても、結婚式場で申し込むことができるケースは多いです。